2014年衆議院選挙 個人的総評①

終わりましたねえ~選挙。

僕はテレビでずっと選挙特番を見ておりましたが、なかなか見応えがありましたね。

さて、では総評をだらだら買いていこうと思います。

投票率

今回の投票率は戦後最低の52.66%。おととしの選挙は59.32%だったので約7%も下がっています。なぜ、ここまで下がったのか。理由としては主に2つあると思います。

  1. 自分の選挙区に投票したいという候補者が存在しない地区が割とあった&有権者の無気力による投票しない行為や無効票
  2. 天気・気温(雪・寒かった)

1.に関しては東京12区や大坂2、3、5、6区などが挙げられますね。自民や民主が候補者として入ってなかった場合は特に顕著に表れていますね。また、割とツイッターでさらされていましたけど「今の政治には期待してないので『行かない』という意思表示をしました」や「政治が良くわからないし、友達も行かないから」などというような発言も見受けられました。

2.に関してですが、今回の選挙では東京では初雪を観測、東北の方でも大雪が記録されています。これも一つの原因になっているのではないかと思います。

このような結果になってしまったのは大変残念ではありますね。一応投票をする際のポイントとしては、池上彰氏が言っていたことになりますが①よりマシな候補者を選ぶ。②この人は当選させたくないという人以外に投票する。という方法があります。

自民党は圧勝したのか?

今回の選挙結果は自公で326議席と公示前と変化はなかったわけですが、自民党だけでみると公示前は295議席から4議席減った291議席でした。

また、民主党は党首であった海江田万里氏が落選&比例復活できずという事態になりましたが議席数自体は73議席と公示前の62議席よりも11議席増加させました。

3分の2は確保はできたけど、民主にも少しであるが力を与えてしまった。というようにもとらえることができる。

自民党小選挙区では222議席と圧倒的で、これは全体の7割以上に相当しています。一方、比例代表では68議席。こちらも当選者数は少なくないが、比例代表では組織票や支持基盤を持っている公明党や自民を信じることができない人々の受け皿となった共産党の躍進という点で目立ってしまって個人的にパッとしない感じがする。

結論から言うと、安倍政権はまだ続くのでこの選挙は自民党の勝ち。だが、相手にあまりダメージを与えられなかった選挙であったため、これからも騒動や波乱が起き続ける国会・内閣になりそうである。

ちなみに24日に組閣を行うようだけど、人選は変わらないようですね。

民主の新たな党首は?

先に述べたように海江田万里氏は落選し、民主党党代表の座を降りた。ここで民主党内でまず最初に行うことは、新たなトップを決めることである。

メディアでは枝野幸男幹事長、細野豪志氏ではないか?という報道がされている。また一方では蓮法氏では?というようなことも言われている。

個人的には、このお三方では民主党は勝ちに行くことができないと考える。なぜなら、この三人は経済政策に疎いと感じているからだ。安倍政権が支持されているのはアベノミクスのような経済政策が評価されているからであり、それ以上に効果が或る経済政策を提示しないと国民からは支持を得られない。そのため、次の党代表は経済政策に明るい人物が望ましい。

では、その人物とは誰か?

私は馬淵澄夫氏が来るのではないか?と感じている。彼は「現代ビジネス」にて馬淵澄夫レポートなる記事を多数寄稿しており、その中でデフレ脱却が景気回復の大前提と述べている。

また2011、2012年の党代表選挙に出馬しているため、今回も出馬するのではないか。と予測することができる。

 民主党には、反自民という考えではなく、しっかりとした政策での対話をこれからは期待したいところです。