安保法案と孫子の兵法

安保法案が可決しましたね。

まぁ、これでようやく安倍政権は経済の政策の方に重きをおけるのかなぁ。決まって良かったなぁ。と思っております。

野党がひどい。SEALDsがひどい。なんていうのは当たり前の事なのでこのブログでは言いません。(自分のTwitterの本垢の方ではかなり言ってるけどw)

んで、私が最近思ったのが、「あー。安保法案って孫子の兵法だなー」ということです。
「どういう事やねん!」って思う方いらっしゃると思うので、引用します。

>「用兵の法は、其の来たらざるを恃(たの)むこと無く……其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻むべからざる所あるを恃むなり」
孫子「九変篇」』

これはどういう意味かというと。
 用兵において、相手に関しての希望的観測を交えてはならないということです。

もっと解説しますと、
「これならば来ないだろう」と思うのでもなく、「これならば攻めてこないだろう」と思うのでもなく、相手に「これでは攻められないだろう」と思わせるのが肝要だということです。

かなり昔のことになりますが、中国は万里の長城という要塞じみた建造物があります。あれは防壁の役目の他にその国の力の強さを証明するという役割も果たしています。

そんなものを見せつけられては誰がその国を攻めようと考えるのでしょうか?

今回の安保法案、アメリカが万里の長城だと考えることはできないでしょうか?

アメリカがバックにいる。と考えると戦争ふっかける国なんて自殺志願者と同義ですから。

とは言うものの、まだまだこの法案には穴はあるでしょう。それを塞いで埋めて、より良い法案になるように私は祈っています。

それではまた。