2014年衆議院選挙 個人的総評②

続きを書いていきます

共産党の大躍進と次世代の失墜

見出しだけ見たら凄く死亡フラグがするんだけどw
まぁ、今回、共産党小選挙区で18年ぶりに議席獲得。そして、議席数が21議席となった。一方、これとは対象的に、次世代の党は20議席から僅か2議席と大敗北という結果になった。
両者の結果の原因はどのようなところにあったのたろうか?
まずは共産党から見ていこう。
共産党の拡大の要因として挙げられるのはやはり、野党の受け皿になった。という点であろう。民主は過去に政権運営を失敗している、生活は小沢一郎氏の評判が良くない(小沢一郎氏の選挙区を除く)。社民は福島みずほ氏が代表を辞めてから
新しく代表を務めている吉田氏がパッとしない。その中で志位和夫氏率いる共産党は「ブラック企業の根絶」「消費税増税反対」発言している。これらの政策案に惹かれ支持が増えたのではないか?と考察する。

そして、次世代の失墜について。だが、こちらは二つの理由があると考える。
一つ目は、支持基盤がネットだということだ。次世代の党はよく保守速報などの保守系ブログやニコニコ動画YouTubeで政治系の動画アップロードしているKAZUYA氏の動画などで話題に上がっている。しかし、「それだけ」のように感じてしまう。田母神氏は「ネットで1番支持を得ている政党が次世代だ」的なことを発言していたが、実際には「ネットで『しか』支持を得られていない政党」というのが現在の状況なのだ。ネット以外の有権者からも支持を得るようにするのがこれからの課題である。
そしてもう一つの理由が対決の相手を公明党にした。というところだ。支持がネットにしかない。という先ほどの発言と比較して、公明党はネットでも現実の世界でも支持基盤がはっきりしている。しかも、同じ右派である自民党公明党の応援に周ったりしているため、自民党支持者でも公明党に入れるか?と考える人は少なからず出てくると予想する。同じ右派であっても自民党公明党の味方についたのだから勝つのは至難の技である。(あと、田母神氏はよく女性軽視の発言をされていた。これも支持を落とす原因になったのかもしれない)

今回の選挙は不正選挙か?

今回の選挙、Twitterで実況してましたけど、こういうやつが多いこと多いことw

自分たちの望んだ結果が出ないからこういう事言ってんのか?少し粘着されたりもしたからうざかったです。

そもそも、選挙なんて我々有権者の思う通りになんて簡単にいきません。そんなに簡単にいくと何故思うのか。願望が先行しすぎた結果なんだろうけど…

これからの政治に期待すること

とりあえず、政権を獲得した自民党公明党には日本の景気回復を最優先にして政治を行って欲しい。とりあえず経済が良くなれば、どんな事でも上手く回ってくると思うから。
野党は、とりあえずマトモな野党になるように…。次世代の党の平沼氏も言ってたけど、自公の政策全てに反対。って言ってたら決まるもんも決まらないし、支持者はドンドン離れるからね。良いところは良い。悪い所は悪い。としっかりメリハリをつけて欲しい。


とりあえず…以上が選挙の個人的総評になります。

では、また。