トリデシリャス条約ネタ(ポーランドボール)

なんだかんだ、ポーランドボールbotの管理人なのにポーランドボールのこと全く書いてなかったね。

書こうと思ってたけど、なかなか言葉が思いつかなくて今の今まで書いてませんでした。
ということで、お待たせしました(?)ポーランドボールの事について書いていきましょう。
とりあえず…最初はこの作品

1481年の段階ではカナリア諸島より南側の領土はポルトガルの領土。ということになってたらしいんだけど、その後のアレクサンデル6世という教皇がこれを覆してスペインに有利なものに変えてしまった。何故ならこの教皇はスペイン生まれだったから。

面白くないのはポルトガル。そりゃ、大航海時代に新世界の領土取られたらねぇ…

そこで当時のポルトガルの王、ジョアン2世(CIV4BtSでお馴染みだね。)がスペインに交渉する。もうちょい西にずらして欲しい。と。

要求は見事通って上のツイートの様な線引きになったのです。これでスペインはアメリカ大陸で優先権を得たわけです。でも、現在のブラジル領土である場所はポルトガルがゲットできました。

ちなみに、地球は丸いということが証明されたことで今度はアジアの領土の線引きの争いも始まるんだけど、こっちはサラゴサ条約というので決着がつきました。このサラゴサ条約のお陰でスペインはフィリピンをゲットできました。

サラゴサ条約とトリデシリャス条約の図

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ちなみに、トリデシリャス条約はフォークランド紛争でイギリスとアルゼンチンが言い争ってる時にアルゼンチン側がフォークランドの所有の根拠として提示したんだそうです。

ちなみに、このポーランドボールの作品の面白いところは、あれだけ小さい領土だったのに500年経ったら南アメリカ大陸で一番大きい国土を持つ存在になってたってところですね。

さっきまでwikiやら色々見てたんですけど、なかなか目から鱗の内容が個人的に多かったです。自分高校の時に世界史選択でしたけど、知らないこと、忘れてたことが結構あったなぁ。
こういったことを気づかせてくれる、勉強できるのがポーランドボールなんだなぁ。と改めて実感しました。

長ったらしくなりましたが、今回はこの辺で。ではまた。